医療系国家資格者である柔道整復師の専門施術者が、身体のケガ・痛みに対する施術を実施します。
骨折(こっせつ))、脱臼(脱臼)
骨折とは、骨が折れてしまい、骨の連続性が断たれた状態をいいます。
よく「骨にひびが入った」ということがありますが、これも骨折の一種で不全骨折といいます。
・手首の骨折
■コーレス骨折(橈骨遠位端部伸展型骨折)
脱臼とは関節がはずれて、本来の場所から骨がズレている状態をいいます。
当院では、骨折や脱臼に対して骨を接ぐ(=「整復(せいふく)」)を行うなど、適切な処置を実施しています。
また初期処置後に詳細検査するため、近隣の医院に紹介させていただきます。より治療経過がよい方法を実施するためご理解ください。
捻挫(ねんざ)、打撲(だぼく)
捻挫とは、関節に転倒などによって正常に動く範囲をこえる動きを強制されて発生した損傷です。その結果、靭帯(じんたい)や軟骨など関節を支える組織や、腱(けん)など関節を動かそうとする組織を負傷します。
このような捻挫は1回の大きな力で発生しますが、日常生活であまり気にならないような小さな力でも繰り返し関節部に作用することによって発生もします。この繰り返しの力を反復性外力(はんぷくせいがいりょく)といいます。
打撲とは、物などが筋肉に強打・衝突したために発生する筋肉損傷です。
打撲する場所によっては、衝撃な非常にに深い部位まで届くことがあります。その場合、表面上は治ったように見えても、表面からは見えない深部には重大な損傷が残っていることがあります。それを放置しておくと、後々重大な後遺症になることがあるため要注意です。
捻挫や打撲をしてしまったときは、まずは初期症状を抑えることが必要です。しかし症状を正確に把握しないと正反対の処置になって余計に悪化することがあります。
またこのぐらい大丈夫と思っても、あとで大きな障害になることもあります。
当院では、まず正確な診断を行い、それに沿って適切な方法を選択し施術していきます。
ときにケガしたままの肢位では関節軸がブレて正常な関節運動を妨げる障害となることがあるので、そのブレを矯正します。この矯正を「整復(せいふく)」といいます。
肉離れ(肉ばなれ)
肉ばなれ(肉離れ)とは、筋肉損傷の一種です。
筋肉は通常、収縮(緊張すること)したり弛緩(ゆるむこと)したりを繰り返します。この収縮・弛緩による力が、筋肉のもつ強度を超えてしまうことによって筋肉を痛めることになります。
それには一瞬の強い力のときもあれば、何度も何度も繰り返す反復性外力によってもおこります。
一般に筋肉損傷は損傷具合によって3段階に分類されますが、肉ばなれは第2段階に相当します。
また筋肉損傷は肉ばなれだけでなく、筋強直・筋痙攣・過労性筋炎などがあります。
このような筋肉損傷の際にも症状に合わせた施術が不可欠です。当院では正確な診断のもと適切な施術を実施しています。